静寂は破られない
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黙る・沈黙
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単語の意味
静寂(せいじゃく)
静寂・・・物音一つなく静まり返っていること。ひっそりとして寂しさのあること。また。そのさま。「寂」は訓読みで「しず(か)」とも読める。
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黙る・沈黙の表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
あなたは怖くないの?」 「怖くなんかないさ。」 彼女は黙った。それは僕の答えの存在感を手のひらの上で確かめてみるといったような沈黙だった。
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
木部はまたうつろに笑ったが、その笑いの響きが傷口にでも答えたように急に黙ってしまった。
有島武郎 / 或る女
話さなくてはならないことがあるのだが、それを口にすることによって、そこに含まれている事実が、事実としてより確実なものになってしまうかもしれない。できることならそのポイントを少しでも先に延ばしたい。そのような意味合いが込められた沈黙だった。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
蓋をした田螺(たにし)のように松尾医師の口はそれきり動かなかった。
和田伝 / 沃土「和田伝全集 第2巻」に収録 amazon
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口の裡 で、こういった。
吉川英治 / 雲霧閻魔帳
日の光にむせるような声
芥川龍之介 / 偸盗
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