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自分が自分の体をコントロールすることができないという恐怖に取りつかれていた
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 ページ位置:9% 作品を確認(amazon)
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心の病気(ノイローゼ)
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前後の文章を含んだ引用
......際、風邪が治っても声は出なかった。母も姉も腫物にさわるようで、医者はもちろん神経性のものであることを匂わせ、帰り道の母を涙ぐませたりした。 みんな不安で、もはや自分が自分の体をコントロールすることができないという恐怖に取りつかれていたのかもしれない。 しかし、初めは声が出ないことがいやでいらいらしていた私も、母が気楽にしてらっしゃい、と放っておいてくれたおかげでだんだん元気になってきた。学校......
単語の意味
体(からだ)
体・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
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(PTSD)雷鳴をテロの爆発と聞き違え、見つめられることを脅迫されているかのように錯覚してしまう、こんな滑稽な、馬鹿げた自分
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
人間のしくみはたいていとても単純でよくできている。複雑にしてしまうのは心と体がばらばらに働き、心のほうが暴走してゆく時だけだと思う。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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身体が油の切れかかった車同様にさびつく
藤沢 周平 / 三屋清左衛門残日録 amazon
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