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地鳴り・地響き・地震の音の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
地響きが地の底で大太鼓でも打つ不気味さで、少しずつ少しずつ大きくなり、まっしぐらに接近してくる
杉本 苑子 / 今昔物語ふぁんたじあ amazon
山が破裂するのではないかと思われるほど激しい山鳴り
井上靖 / 小磐梯 amazon
家をゆすって遠いかみなりのような地ひびきをさせ、なにかが通っていきました。
松谷 みよ子 / はと「黒い蝶・うさぎのてぶくろ ほか (松谷みよ子全集)」に収録 amazon
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「音の響き」カテゴリからランダム5
雨滴が窓枠にしみこむ音まで聴こえそうなほどの静寂が、重くるしくあたりを支配する
武田 泰淳 / 風媒花 amazon
やかましく鳴っていたラジオのスイッチを急に切りでもしたように、物音や人声がぴたっと止り
山本 周五郎 / 青べか物語 amazon
フルートの旋律が鳥のさえずりのように鋭く宙を舞う
竹下文子 / 風町通信(喫茶店) amazon
さらさらと爪先をするような聴きなれた母の跫音
宮本百合子 / 伸子
「地上・陸地」カテゴリからランダム5
「だって、なんかどんどん変わっていくんだもん。せっかく見つけた遊び場も、すぐ工事現場になっちゃうし。引っ越してくる前の街はそんなことなかったもん。なんか変。生き物みたい」
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
城壁のように蜿蜒(えんえん)と連なっている山々
新田 次郎 / 芙蓉の人 amazon
「天災・荒れた天気」カテゴリからランダム5
家が時化にあった漁船の帆柱みたいに揺れる
里見 トン / 極楽とんぼ―他一篇 amazon
烈しい嵐が襲ってきた。船の主帆がくだかれて烈しい音をたてて甲板にぶつかった。《…略…》嵐のあとはふたたび風が 凪いだ。マストの帆は力なく垂れ、ただ真黒な影だけが甲板に死んだように倒れている病人たちの顔や体の上に落ちている。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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