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吉川英治 / 増長天王 ページ位置:1% 作品を確認(青空文庫)
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杖(つえ)・ステッキ
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前後の文章を含んだ引用
......汗を覚える。 天明 二年の春さきである。 木の芽 の色、玲瓏 な空、もえる陽炎 、まことに春らしい山村の春。 肥前鍋島家 の役人、山目付 の鈴木杢之進 という色の黒い侍 、手に寒竹 の杖 をもち、日当たりのいい灌木 の傾斜を、ノソリ、ガサリ、と歩いている。 「どうも、さっぱり面白くないな」 といわんばかりな顔つきで、恰好 な場所を見つけると、ドッカリ山......
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杖(つえ)・ステッキの表現・描写・類語(服装・身なりのカテゴリ)の一覧 ランダム5
岡本かの子 / 東海道五十三次
吉川英治 / 増長天王
太い棍棒のようなステッキをついて
尾崎 士郎 / 人生劇場 青春篇 amazon
杖をつきつき歩いてゆく。
芥川龍之介 / 偸盗
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「服装・身なり」カテゴリからランダム5
日焼けした肌を露出した軽装
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
白木綿の肌襯衣(はだシャツ)をぴっちり肌につけ、だぶだぶの膝切りズボンを穿いて、手拭で頭を結んでいる娘たちは海鷗(うみがもめ)の並んでいるようである。
岡本 かの子 / やがて五月に (1956年) amazon
(半ズボン)久しぶりに出した膝小僧
朝井 リョウ / 燃えるスカートのあの子「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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