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おしめのようにブラ下り
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:13% 作品を確認(青空文庫)
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ぶら下がる・つるし上げる
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前後の文章を含んだ引用
......くばって働いている雑夫や漁夫の顔や手に突きささった。波が一波甲板を洗って行った後は、すぐ凍えて、デラデラに滑 った。皆はデッキからデッキへロープを張り、それに各自がおしめのようにブラ下り、作業をしなければならなかった。――監督は鮭殺しの棍棒 をもって、大声で怒鳴り散らした。 同時に函館を出帆した他の蟹工船は、何時の間にか離れ離れになってしまって......
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ぶら下がる・つるし上げるの表現・描写・類語(状態・状況のカテゴリ)の一覧 ランダム5
弁当には偉大なる握り飯を一個、夏蜜柑 のように腰へぶら下げて
夏目漱石 / 吾輩は猫である
小林多喜二 / 蟹工船
川崎船が燻製鰊 のように、すっかり斜めにブラ下がってしまう
小林多喜二 / 蟹工船
何かをあきらめたようにだらんと力無い。
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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長い髪が、ふるえる肩のところで吹きすさぶ強い春風にさらされて踊っていた。
吉本ばなな / サンクチュアリ「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
そのときとかげ(人名)が突然言った。すべてを変える魔法のタイミングで。
吉本 ばなな / とかげ「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
弾かれたように、彼から身を離した。
横山 美智子 / R夫人のサロン「静かなる奔流 (1947年)」に収録 amazon
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