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水のような夕やみが、ひたひたと水車小屋のなかにみちてきた。
庄野 英二 / 星の牧場 作品を確認(amazon)
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室内に差し込む光
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夕方の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
光はまだそこかしこにあふれているのに、一番星と月がひっそりと浮かび、雲が刻々と姿を変えていた。木々の根元には暗闇が忍び込もうとしているが、その気配はまだ弱々しく、夜の訪れまでにはもうしばらく猶予がある。一日のうちで、私たちが一番好きな夕方だった。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
有島武郎 / 生まれいずる悩み
すでに日ざしは光を弱め、向うの角の食料品店の前には、夕刊を買う人の行列がならんでいた。
野間 宏 / 残像「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
陽がどんどん傾いていく。陽射しの透明さが増していく。金色が木々を照らす。
よしもとばなな / 銀の月の下で「まぼろしハワイ」に収録 amazon
空の赤が丘の輪郭を描き出していた
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
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夜の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
夜は萃(人名)に似ている。 昼間思うとかすんでいて、大したことなく思える。でもいざやって来ると、その 闇 の肌ざわりは、 抗えないほど巨大で純粋だ。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
煤を流したような夜の暗さ
芥川 竜之介 / 蜜柑 amazon
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室内に差し込む光の表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
うすら冷たくほのぼのとした河明りが、障子にうつるこの室
岡本かの子 / 河明り
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「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
夕方はあっけなくやってきて、あたりをみんな濃いブルーと金にふちどる。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
すこしずつ、気温が下がっていく。すこしずつ、光が褪せていく。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
この世の終末のような凄まじい美しさを滲ませた空の色
原田康子 / 挽歌 amazon
窓の風景から消えてゆく日影に限りない愛惜を持っていた。
梶井基次郎 / 冬の蠅
「室内のようす」カテゴリからランダム5
花壇も植木も何の飾り気もない、もの淋しい庭だった。所々ぽつぽつと、クローバーが生えていた。
小川 洋子 / 夕暮れの給食室と雨のプール「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
呼び鈴のボタンを押した。奥から女の返事が聞こえ、やがて「どちら様でしょうか」と声がかかった。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
「晴れ・曇り」カテゴリからランダム5
時刻は昼らしく、天井の明かりからまっすぐに日が差し込んでいた。光は何本かの太い柱となって床から直立し、その中で細かな塵が舞っているのが見えた。その光の柱は刃物で切り取られたようにくっきりと鋭角的で、南国の太陽の激しさを部屋の中に送り込んでいた。光のない部分は暗く冷やかだった。そのさまあまりにも対照的だった。まるで海底にいるみたいだな、と僕は思った。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
木漏れ日が鍋の湯気に虹を流す
石川 達三 / 独りきりの世界 amazon
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