草木のざわめきの表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
担いだ竹が、尻尾のように葉音を鳴らしながらついて来る
伊集院 静 / 三年坂 amazon
ケヤキの枝先が、警告を与える古老の指のようにひからびた音を立てて震えた。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
くさむらが風の通り跡を印して穂先を倒し、けもののように動いていた。及川隆一の視線が、その獣の背中の毛のようにきらめく雑草の拡がりから、何か不可解な動揺を、彼の脳髄につたえる。草むらは次々と穂先をひるがえして、波を送る。
野間 宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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脳天をトンカチで叩くような感じの音楽
干刈 あがた / ゆっくり東京女子マラソン amazon
六畳の 間 を、畳の下で 根太板 がかたかた音をたてる程に無闇と歩き廻った
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
ざわざわざわっと林がゆれるようにざわめきが走る
飯田 栄彦 / 昔、そこに森があった amazon
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