酒に酔う・酔っ払うの表現・描写・類語(その他の気分のカテゴリ)の一覧 ランダム5
顔は酒のために色がうす白くかわり、眼尻がくずれてしまっていて汚かった。
野間 宏「真空地帯(新潮文庫)」に収録 amazon
洋酒の酔 いがまだ血管の中に残っている
岡本かの子 / 渾沌未分
酔いがまわって汗腺のすべてが、じくじくと体のぬくもりをもて余した
高樹のぶ子 / その細き道 amazon
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飢えていては何を愛する気にもなれない。
林芙美子 / 新版 放浪記
(ラリる)おれは、頭の中いっぱいに石綿がびっしり詰まったような感じだ。考えることもできないし、状況把握もできない。 子供の頃、よく体を独楽のように回して、終わった後のふらふらの状態を面白がった。ラリるというのは、あの酩酊がずっと持続しているようなものだ。シンナーの酔いも、それによく似ている。アルコールでは、後におれはぶっ倒れて天井がくるくるまわっているのを何度も見たことがある。
中島 らも / 今夜、すベてのバーで amazon
(酒に弱い)酒類が彼にもたらすのは感覚の鈍磨でもなく、心地よい忘却でもなく、翌朝の頭痛だけだ
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
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