蜂の巣を伏せたような、こんもりとした小さな島
大庭 みな子 / 三匹の蟹 作品を確認(amazon)
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島
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単語の意味
蜂(はち)
蜂・・・膜翅目(まくしもく[=ハチ目])のうち、アリ以外の昆虫の総称。頭・胸・腹を境にくびれていて、特に腹は細長い。ハチといえば毒針で刺すものと思われがちだが、実際に刺すハチはほんの一握りに過ぎない。大きな巣を作って家族で暮らすものもハチ全体で見ると一部のみ。
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島の表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
間もなく、中の海の大根島にも陽が当り、それが赤鱏を伏せたように平たく、大きく見えた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
中の海の大根島にも陽が当り、それが赤鱏(あかえい)を伏せたように平たく
志賀 直哉 / 暗夜行路 amazon
山高帽のような形をした島
三島 由紀夫 / 金閣寺 amazon
二階の窓からは、幕を張ったように、大きい桜島が見え、桜島は雨で紫色に煙っていた。
林 芙美子 / 浮雲 amazon
難破船のような黒い島が波にもまれる
加賀 乙彦 / 海霧 amazon
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「地上・陸地」カテゴリからランダム5
一つの丘があった。両側を細い支流に区切られて独立し、芒が馬の 鬣 のように、頂上まで 匍 い上っていた。その形を私は 何故か女陰に似ていると思った。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
ぬっと胸を突きだしたような段丘
本庄 陸男 / 石狩川〈上〉 amazon
雑多な岩が並ぶと見えて、ちらちらちらちらと玉の簾(すだれ)を百千に砕いたよう
泉 鏡花 / 高野聖 amazon
ただ一枚の青畳を敷いたような田圃(たんぼ)
長塚 節 / 土 amazon
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