一方的にフルボリュームで泣き喚かれ、コミュニケーションが一切通じない。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:37% 作品を確認(amazon)
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赤ん坊・幼児が泣く
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前後の文章を含んだ引用
......いたし、ご機嫌斜めの理由も考え詰めてみれば思い当たる節があるものだった。 しかし、ここ最近は、まったくどうしていいか分からない制御不能の状態が何度あったことか。一方的にフルボリュームで泣き喚かれ、コミュニケーションが一切通じない。怒るも駄目、なだめるも駄目、触るも駄目、離れるも駄目。今までの経験や理解を超える別人まどかを相手にして、こちらはただ途方に暮れるしかないのだ。 昼近くに起きてか......
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赤ん坊・幼児が泣くの表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
赤ん坊は、針にでも刺されたように、たちまちいたいたしい泣き声を上げる。
芥川龍之介 / 偸盗
けたたましく泣き出した。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
まどかは弾けた泣き声を上げた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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「声・口調」カテゴリからランダム5
しぼり切った生命を声にしたように叫んだ。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
波紋のように広がっていくあの高くて鈴みたいな笑い声。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
「泣く」カテゴリからランダム5
泣こうか泣くまいか思案しているような顔つき
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
両手に顔を埋 め、何も言わずに泣いてしまいました。
芥川龍之介 / 河童
涙が目じりからあふれて両方のこめかみの所をくすぐるようにするすると流れ下った。
有島武郎 / 或る女
たまに父母を思って、真夜中、発作のように大泣きしてしまう
吉本 ばなな / 血と水「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
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