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喧嘩をする勢で、むっくと刎 ね起きた
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:77% 作品を確認(青空文庫)
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起き上がる・飛び起きる
勢いよく
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前後の文章を含んだ引用
......ば執着がなくて、心機 がむやみに転ずるのだろうが、これを俗語に翻訳してやさしく云えば奥行のない、薄 っ片 の、鼻 っ張 だけ強いだだっ子である。すでにだだっ子である以上は、喧嘩をする勢で、むっくと刎 ね起きた主人が急に気をかえて袋戸 の腸を読みにかかるのももっともと云わねばなるまい。第一に眼にとまったのが伊藤博文の逆 か立 ちである。上を見ると明治十一年九月廿八日とある。......
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酒にでも酔ったかと思うような覚束ない身のこなしで、おもむろに体を起こす
芥川 龍之介 / 邪宗門 (1977年) amazon
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ばねのようにはね起 き
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大人の屈強な男だって耐え難いような重労働
中島 京子「小さいおうち (文春文庫)」に収録 amazon
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