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海はまだ大うねりにうねり返っていた。
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:20% 作品を確認(青空文庫)
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時化・海が荒れる、波立つ
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前後の文章を含んだ引用
......の船長は見ていられなかった。  ……………………  学生上りは、「ウム、そうか!」と云った。その話にひきつけられていた。――然し暗い気持がして、海に眼をそらした。海はまだ大うねりにうねり返っていた。水平線が見る間に足の下になるかと、思うと、二、三分もしないうちに、谷からばめられた空を仰ぐように、下へ引きずりこまれていた。 「本当に沈没したかな」独言ひとりごとが出る......
単語の意味
うねり(うねり)
うねり・・・うねること。

1.大きく緩やかに曲がりくねること。大きく緩やかに上がったり下がったりすること。
2.1の状態が続くこと。1の状態がとどめ難い勢いで攻めてくること。「感情のうねり」「業界再編のうねりの中で」
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