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新しいエプロンののりの匂いが厭 になる。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:83% 作品を確認(青空文庫)
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服装の印象・評価(和服、洋服問わず)
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......のかざりのあるエプロンを買う。女給さんのマークだ。金八十銭也。 東京の哀愁を歌うにふさわしい寒々とした日。足が冷いので風呂をやめて、椅子に坐って読書。全く寒い。新しいエプロンののりの匂いが厭 になる。 夜。 四五人の職人風の男が私の番になる。 カツレツ、カキフライ、焼飯、それに十何本かの酒。げろを吐いて泣くのもおれば、怒ってからむのもいる。じいっと見ていると......
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いもりがはらわたをだしたような洋服
坂口 安吾 / 中庸 amazon
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コットンのネグリジェ
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
なかなかのしゃれ者で、寸分のすきもない身なりをしていた男が、どこかに貧窮をにおわすようになっていた。カラーにはうっすり汗じみができて、ズボンの膝 には焼けこげの小さな孔 が明いたりしていた。
有島武郎 / 或る女
女はメヌエットでも踊るように、ドレスの 裾 をつまんで私に向けた。
浅田次郎 / 伽羅「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
いつも目を見張るような上品なセンスの服を身にまとい
吉本 ばなな / 満月 キッチン2「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
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