空腹・餓え・お腹が鳴るの表現・描写・類語(その他の気分のカテゴリ)の一覧 ランダム5
ひどく腹が減っていた。身体の向こう側まで透けて見えるんじゃないかという気がするくらい激しい空腹感だった。たぶん海に出て新鮮な空気を吸い込んだせいで、朝からなにも胃袋に入れていなかったことに身体が思いあたったのだろう。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
空腹は今では痛みに近いものになっていた。肉を焼いたり、魚をあぶったりする香ばしい匂いがどこからともなく漂ってきて、陽気な拷問者のようにぼくの内臓を締め上げた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
陳列箱にふかしたてのパンがある。誰の胃袋へはいるだろう。
林芙美子 / 新版 放浪記
このカテゴリを全部見る
「その他の気分」カテゴリからランダム5
死んだ後も意識が残り、煙みたいな塊として存在し、どこかへ上っていくもの
中村文則 / 教団X amazon
呼吸がおかしくなったときにはポリ袋を口に当てるように教えられた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
思いが水のように胸に拡がる
川端 康成 / 掌の小説 amazon
同じカテゴリの表現一覧
その他の気分 の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ