岡本かの子 / 河明り ページ位置:16% 作品を確認(青空文庫)
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霧・かすみ・もや
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前後の文章を含んだ引用
......、まあ、この程度にして……こちらさまも一つ話ではお飽きでしょうから」 「そうでございましたわね」と芸妓たちも気がついて云った。 私は帰る時機と思って、挨拶した。 河靄 が立ち籠めてきた河岸通りの店々が、早く表戸を降している通りへ私は出た。 三四日、私は河沿いの部屋へ通うことを休んで見た。折角自然から感得したいと思うものを、娘やそのほか妙なことからの影響で、妨げられるのが、何か不服......
単語の意味
立ち込める・立ち籠める(たちこめる)
立ち込める・立ち籠める・・・煙や霧などの気体が、あたり一面を覆う。
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霧・かすみ・もやの表現・描写・類語(雨・霧のカテゴリ)の一覧 ランダム5
霧が谷に満ち、大きく渦を巻くようにして動く
高井 有一 / 北の河 amazon
急に四囲の草木が葉裏をかえしたような妙な空あいになり、霧のようなものが立ちこめてみえる。
林芙美子 / 新版 放浪記
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「雨・霧」カテゴリからランダム5
途切れそうで途切れない憂鬱な雨の中で、毎日がだらだらと過ぎていった。
小川洋子 / ダイヴィング・プール「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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