好奇心から立止まってそれを眺めたりしている
岡本かの子 / 巴里祭 ページ位置:55% 作品を確認(青空文庫)
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野次馬
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前後の文章を含んだ引用
......らしいほど無邪気な夫人に今更あきれて、やっぱり憎み切れない女だと思った。 目的もなく昼近い太陽に照りつけられながら、所々に道一杯になって踊る群衆に遮 られ、または好奇心から立止まってそれを眺めたりしている内に、二人は元へ戻るような気のする坂道を登りかけて居るのを感じた。道のわきに柵があって、その崖の下の緑樹の梢を越してトロカデロ宮殿の渋い円味のある壁のはずれを掠 ......
単語の意味
好奇(こうき)
好奇・・・珍しい物ごとやまだ知らないことに強い興味や関心を持つこと。また、そのさま。
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冷ややかな壁が父と子の間にはさまったような感じ
小林久三 / わが子は殺人者 amazon
あなたは小さな生き者をいじめる猫のように《…略…》今、最もみだらな快感を味わっておられる。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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