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曲りくねった一株の松が、こうこうと夜風に鳴る音だけ
芥川龍之介 / 杜子春 ページ位置:44% 作品を確認(青空文庫)
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草木のざわめき
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前後の文章を含んだ引用
......中空なかぞらに垂れた北斗の星が、茶碗ちゃわん程の大きさに光っていました。元より人跡じんせきの絶えた山ですから、あたりはしんと静まり返って、やっと耳にはいるものは、うしろの絶壁にえている、曲りくねった一株の松が、こうこうと夜風に鳴る音だけです。 二人がこの岩の上に来ると、鉄冠子は杜子春を絶壁の下に坐らせて、「おれはこれから天上へ行って、西王母せいおうぼに御眼にかかって来るから、お前はその間ここに坐って、お......
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