むしゃくしゃしていたので、私も飲んだ。少し気が晴れた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:52% 作品を確認(amazon)
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気持ちが晴れる・明るい気持ちになる
苛立つ・イライラ
酒に酔う・酔っ払う
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前後の文章を含んだ引用
......なった。家に帰る? と聞くと首を振った。しかたないから、店自慢の、マスターが自分で作った秘蔵のサングリアを飲ませておいた。甘くておいしい、と彼はがばがば飲んだ。むしゃくしゃしていたので、私も飲んだ。少し気が晴れた。 酔ったせいか、人の流れを眺めているせいか、夜が深くなったころ、彼の目が生き返り始めていた。知っている、家族の顔だった。 人の顔は不思議だな、と思う。 心がここ......
単語の意味
晴れ(はれ)
晴れ・・・1.天気がいいこと。雨や霧などが伴わない天気。空に雲が少ない、もしくはまったく無い状態。
2.多くの人から注目されて、光栄に思うこと。待ちに待った、めったにない機会であること。晴れがましいこと。正式なこと。公式なこと。
3.疑いが解けて、自由になること。「晴れて自由の身になる」
2.多くの人から注目されて、光栄に思うこと。待ちに待った、めったにない機会であること。晴れがましいこと。正式なこと。公式なこと。
3.疑いが解けて、自由になること。「晴れて自由の身になる」
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酒に酔う・酔っ払うの表現・描写・類語(その他の気分のカテゴリ)の一覧 ランダム5
雲を踏むような不安な酔い
安岡 章太郎 / 悪い仲間「ガラスの靴・悪い仲間 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
よほど酔っ払ったのか、負ぶわれたほうは壊れた操り人形のようにフラフラとしていた。
伊坂 幸太郎 / ラッシュライフ amazon
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穴のあく程私の横顔を睨みつけている
夢野久作 / ドグラ・マグラ
頭の上から、ハンマーででも打ち下したように怒鳴りつけた。
葉山 嘉樹 / 海に生くる人々 amazon
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顳顬 のあたりに神経質ないらだちをみせて
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
誰もいないところで、ワアッ! と叫びあがりたいほど焦々する
林芙美子 / 新版 放浪記
倦怠と空腹の入り混じった奇妙なイラ立たしさ
安岡 章太郎 / 質屋の女房 amazon
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昼間の酒は 廻りが速く、邦彦はどうでもよくなって、
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
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