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(人が家から出ていく気配)玄関の金属製のドアが開いて、いっとき外のざわめきが届き、それからそのドアがそっと閉じられる音がする。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:11% 作品を確認(amazon)
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人の気配
出掛ける(外に出る・飛び出す)
扉(門・窓)の開閉
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......ッドから降りる。十和子を見ようとしない。「早よ行け! この家から出て行け! あんたがいてたら空気腐る」 そのまま壁の方を向いて布団を引っ被る。 しばらくしてから玄関の金属製のドアが開いて、いっとき外のざわめきが届き、それからそのドアがそっと閉じられる音がする。 2 朝早く目覚めて、ベッドのなかで陣治のことを考える。昨夜あれからどこへ行ったのだろう。難波のカプセルホテルにでも泊まったか、それだけの金もなくて車のなか......
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人の気配の表現・描写・類語(人の印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
音もなく台所に入ってきたのを背中で感じて、私はソファー越しに振り向いた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
嘉十はぴたりとたちどまってしまいました。 それはたしかに鹿のけはいがしたのです。
宮沢賢治 / 鹿踊りのはじまり
絡みつくような犬の気配
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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出掛ける(外に出る・飛び出す)の表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
台所からは蠅のように女達が出て来た。
林 芙美子 / 耳輪のついた馬「風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)」に収録 amazon
地下から上がると、町は眩しかった。
宮下 奈都「羊と鋼の森 (文春文庫)」に収録 amazon
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扉(門・窓)がひらく・閉じるの表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
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「室内のようす」カテゴリからランダム5
縁側の硝子戸の一部が、軒先に立てかけてある戸外食卓の天幕(テント)の加減で、鏡のように室内の一部を映して
井上 靖 / 猟銃「猟銃・闘牛 (新潮文庫)」に収録 amazon
風呂場のドアを開けた。木枠にガラスをはめ込んだドアが、まるで薄いトタンのように大きくしなり、大げさな音を立てる。《…略…》再び閉められたドアが、割れそうなほどガシャンと音を立てた。
吉田修一「悪人」に収録 amazon
六畳の部屋が三つ、鳥の箱のように並んでいる。
林 芙美子 / 清貧の書 amazon
(蝶が外に出て行かないように)細く扉を開け、素早く外に出て、また扉を閉めた。社交ダンスのステップを踏んでいるように。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
「人の印象」カテゴリからランダム5
「雰囲気・空気」カテゴリからランダム5
弟と一緒にいる時のわたしは、感覚と感情の清潔な海に浮かんでいるようなものだった。自分が海そのものであるかのように、自然だった。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
嘉十はぴたりとたちどまってしまいました。 それはたしかに鹿のけはいがしたのです。
宮沢賢治 / 鹿踊りのはじまり
空間が肌になじんで、居心地がいい。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
空気がにわかに濃密な肌触りで身を包む
黒井 千次 / 群棲 amazon
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
進んでいるのか退いているのか、ただ無限の中に手足を動かしている気がし出した。
岡本かの子 / 渾沌未分
表情が止まった空白の上を、さざ波のように微笑みが広がる
荻野 アンナ / 背負い水 amazon
ちょっと 鷹揚 なうなずき方をした。年上を感じた。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
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