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ダイキリのグラスにじっと視線を注いでいた。中の氷がとけて、その水が小さな海流のようにカクテルのすきまにもぐりこもうとしているのが見えた。
村上春樹 / 象の消滅「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 ページ位置:83% 作品を確認(amazon)
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カクテル(サワー・チューハイ)
コップの中の氷
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前後の文章を含んだ引用
......そのつりあいがいつもとは少し違うような気がしたんだ。いつもよりは象と飼育係の体の大きさの差が縮まっているような気がしたんだ」 彼女はしばらくのあいだ自分の持ったダイキリのグラスにじっと視線を注いでいた。中の氷がとけて、その水が小さな海流のようにカクテルのすきまにもぐりこもうとしているのが見えた。「ということは象の体が小さくなっていたっていうこと?」「あるいは飼育係が大きくなっていたか、あるいはその両方が同時に起っていた、ということになるね」「そのことを......
単語の意味
視線(しせん)
視線・・・目と、目が見ようとしているモノとを結ぶ線。目が見ている方向。見つめている方向。
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飲みこむと、喉もとにあえかな冷たさを残して氷のかけらが滑り落ちていく
落合 恵子 / 夏草の女たち amazon
グラスを回転させて、氷片が立てる風鈴のような音を聞く
笹沢 左保 / 終りなき鬼気 amazon
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酸味の荒い葡萄酒
岡本かの子 / 巴里祭
その酔い方も話にならぬもので、まるでこの男はある決定的な思い出が心の奥にあって、それを忘れるために酒を飲んでいるとしか思われません。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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ポットのままで出す紅茶は香り高く、ブランデーがそえられている
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
コーヒーは墨の汁のように黒かった。
野間 宏 / 真空地帯 amazon
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