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いかにも涼しそうに庭に水が打ってあって、楓 の青葉が、爽かに塀 の外にふきこぼれていた。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:14% 作品を確認(青空文庫)
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閑散・人気(ひとけ)がない
庭・縁側・ベランダ
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前後の文章を含んだ引用
......なったことだとか、悩みある人が、神の子として、元気に生活に楽しさを感じるようになったとか、色々と天理教の話をしてくれるのであった。 川添いのその天理教の本部は、いかにも涼しそうに庭に水が打ってあって、楓 の青葉が、爽かに塀 の外にふきこぼれていた。二人の婆さんは広い神前に額 ずくと、やがて両手を拡げて、異様な踊を始めだした。 「お国はどちらでいらっしゃいますか?」 白い着物を着た中年の神主が、私にアンパンと茶......
単語の意味
青葉(あおば)
青葉・・・青々とした草木の葉。とくに、初夏のころの青々とした木の葉。新緑。
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閑散・人気(ひとけ)がないの表現・描写・類語(人の印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
診察室はひっそりと人影がなく、隅から隅までゆっくり眺めることができた。
小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
公園前の通りを走り抜けていく車の数は、ますます少なくなっていた。ついさっき二台前に停まっていた車に若いカップルが乗り込んで走り去った気配が、まだその場に残っているような静まり返った通りだった。
吉田修一「悪人」に収録 amazon
かなり大きな乗換駅で、潮が引くように行楽帰りの家族連れが降りてゆき、蒸していた車内は涼しい風が吹き込むようにゆとりが出来た。
向田邦子 / 犬小屋「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
彼はそのまま改札口を通る。改札機の稼動する機械音が聞こえるほどに、この駅には人気がない。
羽田 圭介「ミート・ザ・ビート (文春文庫)」に収録 amazon
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庭・縁側・ベランダの表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
山吹やらつつじやら南天やらを思いつきで出鱈目に散らばしたような奇妙に雑然とした庭
村上 春樹 / ノルウェイの森 下 amazon
暦をめくるように、季節で貌を変える庭木や下草
向田 邦子 / 思い出トランプ amazon
絵巻物にでもあるような池泉が、、床から平坦地一面にかけて掘りめぐらされ、鯉が遊弋する
今 日出海 / 天皇の帽子 amazon
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住み心地 のいい巣を造る
有島武郎 / 或る女
(電球の球は)未熟な少女のように《…略…》光沢なく点っている。
葛西 善蔵 / 悪魔「葛西善蔵全集〈第1巻〉 (1974年)」に収録 amazon
「人の印象」カテゴリからランダム5
患者の手足はかたくこわばり、木づくりの人形のようだった
北社夫 / 夜と霧の隅で amazon
「密度・集団」カテゴリからランダム5
混乱した群衆の大移動の波にもまれて
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
夜、十二時の浅草はしめったオブラートより寂しい。
サトウハチロー / 浅草悲歌
かなり大きな乗換駅で、潮が引くように行楽帰りの家族連れが降りてゆき、蒸していた車内は涼しい風が吹き込むようにゆとりが出来た。
向田邦子 / 犬小屋「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
人々が絶え間なく行き交っている。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
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