日本語表現インフォ：ピンとくる言葉や描写が見つかる辞典

TOP > 感覚表現 > 光と影 > まぶしい・まぶしさ

TOP > 風景表現 > 晴れ・曇り > 日差し・太陽光

反射した陽射しが眩しく目を射る

この表現が分類されたカテゴリ

まぶしい・まぶしさ日差し・太陽光

しおりに登録する

前後の文章を含んだ引用

no data

単語の意味

日差し・陽射し（ひざし）

日差し・陽射し・・・大陽の光。日光。太陽が照りつけること。

ここに意味を表示

まぶしい・まぶしさの表現・描写・類語（光と影のカテゴリ）の一覧ランダム５

鱗の輝きが眼の奥ではじけた。

阿刀田高 / 捩れた夜「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録　amazon関連カテ光る・輝くまぶしい・まぶしさ魚類全般

フラッシュが光り、視界を真っ白に遮る

乱反射している水面みたいに眩しい

長い間、光線のさしこまぬ牢獄の中にいたため陽の光がくぼんだ眼に、鋭い刃のように突きささる。

遠藤周作「沈黙（新潮文庫）」に収録　amazon関連カテまぶしい・まぶしさ出掛ける（外に出る・飛び出す）

映画を観終わった観客たちが、無口に地下からわき出てくる。彼らは皆、日の光から疲労した目を守るようにうつむいて

小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録　amazon

このカテゴリを全部見る

日差し・太陽光の表現・描写・類語（晴れ・曇りのカテゴリ）の一覧ランダム５

透き通る大きな布が空から地上へひらひら伸びてくるというような日差し

日よけは、重い金塊を支えるように緊張して激しい直射日光を支えている

三島由紀夫 / 真夏の死　amazon

陽のぴくぴくするような煌き

太平洋の燃えるような日の出

窓を全開にする。陽射しが、あたしの輪郭を熱く熱くなぞってゆく。

朝井リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録　amazon関連カテ日差し・太陽光室内に差し込む光光に照らされた顔や姿

このカテゴリを全部見る

「晴れ・曇り」カテゴリからランダム５

窓越しに差し込んでくる初夏の日射し

光の領域が部屋の隅々に広がり、闇が後退していく

　草からはしずくがきらきら落ち、すべての葉も茎も花も、ことしの終わりの日の光を吸っています。　はるかな西の碧（あお）い野原は、今泣きやんだようにまぶしく笑い、向こうの栗（くり）の木は青い後光を放ちました。

宮沢賢治 / 風の又三郎

通り雨は、終りかたも急激でした。ふたたび草原はほの白くなり、小禽ことりたちが夢からさめたように騒ぎだし

遠藤周作「沈黙（新潮文庫）」に収録　amazon関連カテ雨上がり・晴れ間がのぞく鳥のさえずり（鳴き声）夕立・にわか雨・通り雨

薄暗い部屋の中に、月の光がしみてくるようだった。窓の隙間から入ってきそうだ。

よしもとばなな / 銀の月の下で「まぼろしハワイ」に収録　amazon関連カテ月の光・月明かり室内に差し込む光

「光と影」カテゴリからランダム５

ミニキャンドルの火が笑い声にあおられて揺らめくたび、彼らの影は大きくなったり小さくなったりする。

綿矢りさ / 仲良くしようか「勝手にふるえてろ (文春文庫)」に収録　amazon関連カテ揺れる炎・ともし火笑い声

闇と対峙する。

陽の光が微笑をたたえた彼の顔を平たくして、司祭は澳門マカオで見た仏像を思いだす。

遠藤周作「沈黙（新潮文庫）」に収録　amazon

天心をややに外（はず）れた月が私の歩いて行く砂の上にも一尺ほどの影を作っていました。

梶井基次郎 / Ｋの昇天関連カテ月の光・月明かり影

灯（ともし）は、その炎のまわりに無数の輪をかけながら、執拗（しゅうね）い夜に攻められて、心細い光を放っている。

芥川龍之介 / 偸盗

同じカテゴリの表現一覧

晴れ・曇りの表現の一覧　

光と影の表現の一覧　

風景表現大カテゴリ

表現の大区分