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吉川英治 / 醤油仏 ページ位置:64% 作品を確認(青空文庫)
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不快の表情・顔をしかめる
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前後の文章を含んだ引用
......ばして、湯に行こうと先に立つ者もない。 そこへ、亀親方がのっそりと帰って来て、 「話がある、みんな、円 くなれ」 と、どっかり坐った。 菊花石 の顔を少し険 しくして、電光 のように、しきりと右の眼を顰 めている様子。 お出 なすったぜ――という風に、一同、元気なく膝を直したが、左次郎だけは起きなかった。空寝入りでなく、ほんとにその頃になって、彼はやっとトロトロした風だっ......
単語の意味
顰める(しかめる)
顰み・嚬み(ひそみ)
顰める・・・嫌な気持ちになったときに、眉間の部分にしわを寄せること。不快を表す表情を作るときの顔の動き。
顰み・嚬み・・・悩んだり苦痛だったりしたときに眉間にしわを寄せること。また、そのしわ。
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大きな地震で窓枠が歪むような(顔の)歪み方
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
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足は動かなかった。いかに大きい呼吸をしても肺臓は汚れた空気をその中に残しているように思われ、息がつまった。
野間 宏 / 顔の中の赤い月「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
梶井基次郎 / 泥濘
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相手の無智 蒙昧 を 嘲 けるように、ことさらに高く笑った。
阿刀田 高 / ゴルフ事始め「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
前歯だけを剥いて笑って
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