TOP > 風景表現 > 地上・陸地 > 山脈・山の連なり


カテゴリ検索 単語の意味
中央山脈の死火山の群が、 駱駝らくだこぶのような輪郭を描いていた。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:21% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
山脈・山の連なり
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......私自身の生命を延ばすことでなかったなら、私の足取りはさらに颯爽としていたろう。 目指す朝焼の空には、あれほど様々の角度から、レイテの敗兵の末期の眼に眺められた、中央山脈の死火山の群が、駱駝の瘤のような輪郭を描いていた。 名状し難いものが私を駆っていた。行く手に死と惨禍のほか何もないのは、既に明らかであったが、熱帯の野の人知れぬ一隅で死に絶えるまでも、最後の息を引き取るその瞬間......
単語の意味
駱駝(らくだ)
駱駝・・・ラクダ科の哺乳動物の総称。砂漠での生活に適し、足の裏は厚く柔らかく砂にめり込むのを防ぎ、鼻孔は開閉できて砂が入り込まない。背に脂肪質のコブがあり、養分を貯えるほか、代謝水ともなる。砂漠の旅に重要な家畜。毛は織物の材料。
ここに意味を表示
山脈・山の連なりの表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「地上・陸地」カテゴリからランダム5
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
地上・陸地 の表現の一覧 
風景表現 大カテゴリ
表現の大区分