いかにも気の強そうな、男を男とおもわぬ風の女としか見えない、― だとえば墨汁をたっぶりつけた大きな筆で勇ましく書いた肉太の「女」というような字を思わせる
高見 順 / 如何なる星の下に 作品を確認(amazon)
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折れない・勝気
女性
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単語の意味
勇ましい(いさましい)
勇ましい・・・1.死など、予想される危険や困難にひるむことなく立ち向かうさま。勇敢なさま。
2.無謀な行為で目標を達成しようと意気込むさま。周囲の非難を恐れず、大胆に行動するさま。自分の能力不足を自覚していない人の言動を皮肉っていう場合もある。
2.無謀な行為で目標を達成しようと意気込むさま。周囲の非難を恐れず、大胆に行動するさま。自分の能力不足を自覚していない人の言動を皮肉っていう場合もある。
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どの男でも踏み込ませるような防御のない女
伊藤 整 / 青春 (1960年) amazon
貞女烈婦という概念に帯をしめたり、ストッキングをはかせたりしたような女性
石坂 洋次郎 / 颱風とざくろ amazon
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「性格・態度」カテゴリからランダム5
わざと黙り続けている
梶井基次郎 / のんきな患者
栗鼠(りす)のように神経質
岡本 かの子 / やがて五月に (1956年) amazon
聞こえなかったはずはないのに、邦彦は武内の言葉を無視して法善寺への細道を歩いて行った。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
「男性・女性」カテゴリからランダム5
街といっても原宿や渋谷でもない地方都市なのに、亜美ちゃんはファッション雑誌の撮影隊や芸能事務所の大人に声をかけられるようになり、わざわざ彼女の自宅にまでやって来て名刺を置いてゆく人も現れた。
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
古い家に生まれた富士子は、いかにもその家柄を背負ったように落ちつきはらって
壺井 栄 / 二十四の瞳 amazon
玉のような男子であったと云っている。浅草の観音様 で西洋人が振り反 って見たくらい奇麗だった
夏目漱石 / 吾輩は猫である
押すかさわるかの、いささかの力でピチッとかかってしまう錠のように、圭子は夫の良造とは二十年前何の理窟もなく相寄って一個となり
平林 たい子 / 鬼子母神「筑摩現代文学大系 (41) 平林たい子・円地文子集 地底の歌 こういう女 嘲る 盲中国兵 鬼子母神 私は生きる 花散里 ひもじい月日 くろい紫陽花 男のほね 妖 二世の縁 他」に収録 amazon
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