TOP > 風景表現 > 時間帯(朝・昼・夜) > 夕方
夕景に浮かぶビル群は、ぼんやりとしたブルーの空を後に、窓を虫食いのパズルのようにくっきりと光らせていた。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:74% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
夕方
町並み・集落
ビル・建物
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......くことにした。 まだ時間が早いので、ずいぶん空いていた。 それにしても人々はにぎわい、安っぽい制服を着たウェイターたちが忙しそうに大きなジョッキを運んでいた。 夕景に浮かぶビル群は、ぼんやりとしたブルーの空を後に、窓を虫食いのパズルのようにくっきりと光らせていた。 私とメスマ氏は、いちばん奥のテーブルにすわった。 何からきいていいのか、よくわからなかった。とにかくこの人に関しては悪い評判しか、しかもあの人たちが語りたがら......
単語の意味
夕景(ゆうけい)
夕景・・・1.夕方の景色。夕景色。
2.夕方の光。夕日。夕影。「景」は「かげ」とも読み、「かげ」は「光」の意味も持つ。
2.夕方の光。夕日。夕影。「景」は「かげ」とも読み、「かげ」は「光」の意味も持つ。
ここに意味を表示
夕方の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
庭が、夕闇に溶けこみつつあった。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
まだ日暮れには間があり、空には光がたっぷりと残っていた。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
日の目が見えなくなる
芥川龍之介 / 羅生門
このカテゴリを全部見る
町並み・集落の表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
その一郭は古家とコンクリートの新築などが混在し、ところどころ渋谷へ歩いて十二、三分という場所ではないような二、三十年前の匂いを残していた。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
ビル・建物の表現・描写・類語(家・建物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
一度カシャーンと砕け散ったあとのガラスを拾い集め、再びつなぎ合わせたような虹色のビル
大原 まり子 / イル&クラムジー物語 amazon
灯のともった切抜万燈のように、沢山の窓があり、その内部は燈火で煌 いている。
宮本百合子 / 伸子
このカテゴリを全部見る
「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
太陽は桃色に変って落ち始めた。
横光利一 / 日輪
僕と蔭山は赤い光の中で、しばらくじっと立っていた。
浅田次郎 / 悪魔「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
夕陽の、 赤錆 のようなかけらが、少しずつ黒ずみながら川面を昇っていた。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
「家・建物」カテゴリからランダム5
素朴でなまなましい生命力を感じさせる陽気なライブ・ハウス
五木 寛之 / ワルシャワの燕たち amazon
「地上・陸地」カテゴリからランダム5
誰かがハーメルンの笛でも吹いたみたいに、街を歩いてる子供の数が少なくなる
北村 薫 / 水に眠る amazon
広大な、赤とも白ともつかない地面が延々と広がる
伊坂 幸太郎 / 砂漠 amazon
同じカテゴリの表現一覧
時間帯(朝・昼・夜) の表現の一覧
家・建物 の表現の一覧
地上・陸地 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ