TOP > 人物表現 > 体つき・体型・体全体の様子 > 背が高い・長身
ぬっと立っている相手の背丈 が、魔みたいな大きさに見えた
吉川英治 / 雲霧閻魔帳 ページ位置:75% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
背が高い・長身
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......できた。二、三度首を沈めて、 「おのれッ」 と、飛び上がると、雲霧は、 「蹴落すぞッ」 と叫んだ。 はっと、外記は、瓦へ寝た。 背に子を負って、大脇差を構えたまま、ぬっと立っている相手の背丈 が、魔みたいな大きさに見えたのだった。 「――義賊ともあるものが、神妙にせいッ。雲霧っ、名折れだぞ」 十手を、低く、つけたまま、外記は腹で、瓦を這った。一尺一尺と、無言でいる雲霧の刃の下へ。......
単語の意味
背丈(せたけ)
ここに意味を表示
背が高い・長身の表現・描写・類語(体つき・体型・体全体の様子のカテゴリ)の一覧 ランダム5
瘠せた 脊 の高い女であった。坐っていても何となく棒立ちのような感じがした。
志賀直哉「暗夜行路 (講談社文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「体つき・体型・体全体の様子」カテゴリからランダム5
同じカテゴリの表現一覧
体つき・体型・体全体の様子 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ