喬木に重いほど盛んな緑が、菊子の後姿の細い首に降りかかるようだった。
川端 康成 / 山の音 作品を確認(amazon)
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単語の意味
後ろ姿・後姿(うしろすがた)
喬木(きょうぼく)
首・頸・頚(くび)
盛ん・壮ん(さかん)
後ろ姿・後姿・・・後ろから見た姿。後ろ手(うしろで)。
喬木・・・人の背より高い木。背の高い木。高木(こうぼく)。「喬」は、「高くそびえる」さまをあらわす字。
首・頸・頚・・・1.頭と胴体をつなぐ細い部分。頸部(けいぶ)。また、「頭」そのものを指す場合もある。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
盛ん・壮ん・・・1.元気で勢いがあるさま。
2.何かが積極的に行われるさま。何かが続けざまに行われるさま。
2.何かが積極的に行われるさま。何かが続けざまに行われるさま。
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