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いろいろ考えて目がさえちゃってね
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 ページ位置:62% 作品を確認(amazon)
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考える・頭を回転させる
眠れない・眠りが浅い
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前後の文章を含んだ引用
......男っていうか、高瀬先生? も。闇の中ですごくべらべらしゃべってさあ、愚痴とか後悔とか野望とか、そういうの。それで問題提起をするだけしておいて、寝るの。私はずっといろいろ考えて目がさえちゃってね、芸術について、自由に生きることについて、反社会っていうことについて。私のほうが長く考えてたと思う。寝そびれるのもおもしろいわよね。夜って不思議よね、早寝のひと......
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考える・頭を回転させるの表現・描写・類語(思考・頭の中の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
窓ガラスにぶつかってはやかましく羽音を立てる一匹の蝿を眺めつつ、しばらく考えに耽った
筒井康隆 / 文学部唯野教授 amazon
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疲れ切って夜中の寝床に横わりながらでも闇の中に爛々 と光る眼を閉じることが出来なかった。
岡本かの子 / 金魚撩乱
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例えば、キャラメルを思い浮かべると、口の中に甘い匂いが満ちてくるのと同じだった。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
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死んだように深く眠る
太宰治 / 人間失格
(山の中で眠りに落ちる)疲れ切ってはいるが、それが不思議な陶酔感となって彼に感ぜられた。彼は自分の精神も肉体も、今、この大きな自然の中に溶け込んで行くのを感じた。その自然というのは 芥子粒 程に小さい彼を無限の大きさで包んでいる気体のような眼に感ぜられないものであるが、その中に溶けて行く、──それに還元される感じが言葉に表現出来ない程の快さであった。何の不安もなく、睡い時、睡りに落ちて行く感じにも多少似ていた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
ベッドの軋み方を確かめるように、祐一は何度も寝返りを打った。
吉田修一「悪人」に収録 amazon
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