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誰かに自慢したいのを隠してうずうずしてた
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:47% 作品を確認(amazon)
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自慢する・誇らしげに語る
我慢・辛抱・耐える
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前後の文章を含んだ引用
......考えた。道端で出会う、一期一会のニューエイジとかヤンキーとか。決してすばらしいとはいえないけれど、この子ががんばっていることがわかる。がんばっていることを私や、誰かに自慢したいのを隠してうずうずしてたのもわかる。 私は何よりも、弟が実は元気な一面を秘めていたのにほっとした。いじめとか、もっと悲しいことを予想していたのだ。「友達をつくるのはいいことだけど、気を......
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自慢する・誇らしげに語るの表現・描写・類語(安心するのカテゴリ)の一覧 ランダム5
会話の端々に非常にさりげなく、彼自身のポジティヴな情報を入れ込んでくる。まるでトイレや洗面台に小さな黄色い花のポプリをそっと置くかのように。私にこれだけは言っておかなきゃならないという項目を決めてあるみたいだ。
綿矢 りさ / 勝手にふるえてろ amazon
人間の話でいちばん面白いのは自慢話で、誰でも何かしら自慢するときは「俺だけが知っている」といった調子で躍動感を持って話すものです。まさに〝絶口調〟といった面持ちで。
水道橋博士「藝人春秋 (文春文庫)」に収録 amazon
その後もケンはたいして内容のないことをつらつらと話し続けた。あのヘッドセットを使いたいだけなのだろうとは彼もすぐに察しはつく。安いボンドカーを周りにアピールしなければ、ケンは落ち着かないのだろう。
羽田 圭介「ミート・ザ・ビート (文春文庫)」に収録 amazon
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我慢・辛抱・耐えるの表現・描写・類語(我慢・諦めのカテゴリ)の一覧 ランダム5
幌がドーッと一陣風を孕むと、俥夫は梶棒に体全体の重量をかけ、しがみついて立ちよどむ。
宮本百合子 / 伸子
そばにいたい。 脳を通していない命令に従いそうになった心を、愛子はどうにか抑え込んだ。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
私は、「あ」と声が出た。その「あ」は主として睦子への哀惜のようなもの、時には欲情のようなもののこみ上げをおさえるための声だった。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
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「我慢・諦め」カテゴリからランダム5
地の底の地獄の門まで墜落してゆきたいようなやぶれかぶれな気持ち
林 芙美子 / うず潮 (1964年) amazon
「安心する」カテゴリからランダム5
それまで張りつめていた緊張のなかに、ちょうど風穴のように不意にゆるみが入った。
島木健作 / 生活の探求 amazon
今日は水曜日だというのと同じくらい間違いないことです。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
「言葉を交わす」カテゴリからランダム5
もごもごと口ごもりつつ、時に詰まって唸りつつ、考え考え言葉を紡ぐ。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
口外に投げる
芥川龍之介 / 偸盗
(朝の挨拶)「おい、朝めしがまだだが貰えるかい」こんな風に挨拶よりも先に、信行がいう。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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