桟橋と船に渡した渡し子
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:34% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
漁港・波止場
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......一船先へ帰ると云うので、私も連れになって、一緒に船着場へ行く。 「さあ、船を出しますで!」 船長さんが鈴を鳴らすと、利久下駄をカラカラいわせていた大工の上さんは、桟橋と船に渡した渡し子をわたるとき、まだ半分も残っていた足袋の風呂敷包みを、コロリと海の中へ落してしまった。 「あんまり高いこと売りつけたんで、罰が当ったんだでな。」 上さんはヤレヤレ......
ここに意味を表示
漁港・波止場の表現・描写・類語(店・施設のカテゴリ)の一覧 ランダム5
桟橋と船に渡した渡し子
林芙美子 / 新版 放浪記
港といっても黒い小石をつみかさねた舟着場が一つあるだけで、浜辺には頼りなげな小舟が二 隻、引き揚げられている。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「店・施設」カテゴリからランダム5
煎餅のような生木の薄いバラック旅館
林 芙美子 / 浮雲 amazon
コの字になったこの病院の中庭には、木々の間を縫うように遊歩道が設けられており、パジャマ姿の入院患者やその家族が、何日ぶりかで降り注ぐ柔らかな陽射しを楽しんでいる。
428 ~封鎖された渋谷で~ amazon
ポプラで囲まれた広場
林芙美子 / 新版 放浪記
同じカテゴリの表現一覧
店・施設 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ