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赤児は両手を 担ぎ、両足を縮めて、力一杯に無闇と泣いた。腹を波打たせながら泣く、その声が謙作には胸にこたえた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:66% 作品を確認(amazon)
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赤ん坊・幼児が泣く
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前後の文章を含んだ引用
......いた。「ちょっと背中の方を出して下さい」 看護婦は袖の肩から赤児のいやに力を入れて屈げている小さな手を一つずつ出して、裸の赤児を医者の方に背中を向け、横にした。赤児は両手を担ぎ、両足を縮めて、力一杯に無闇と泣いた。腹を波打たせながら泣く、その声が謙作には胸にこたえた。直子は怒ったような妙に可愛い眼をして黙ってそれらを見ていた。 医者は叮嚀に背中を調べた。そして尻から一寸ばかり上に母指の腹程の赤い所を見附けると、尚注意深くそこ......
単語の意味
胸(むね)
腹(はら)
・・・1.体の前面で、首と腹との間の部分。また、その内側にある心臓や肺臓、胃などの内臓。
2.(胸に宿るとされている、)心。想い。心中。
3.乳房(ちぶさ)。おっぱい。
・・・1.ヒトなど動物の、胴の下半部の前面と考えられる側。背(せ)の反対側の部分。また、その内側にある内蔵。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
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泣き方は警報装置のよう
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
赤児は火のつくように泣いた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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