TOP > 風景表現 > 気温 > 寒い・冷気・凍える


カテゴリ検索 単語の意味
ふけるままにしみ込む寒さはそっと床を伝わって足の先からはい上がって来る。
有島武郎 / 或る女(前編) ページ位置:99% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
寒い・冷気・凍える
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......の上に移って行った。哀れな岡! 岡もまだ寝ないでいるだろう。木村なのか岡なのかいつまでもいつまでも寝ないで火の消えかかったストーブの前にうずくまっているのは……ふけるままにしみ込む寒さはそっと床を伝わって足の先からはい上がって来る。男はそれにも気が付かぬふうで椅子いすの上にうなだれている。すべての人は眠っている時に、木村の葉子も事務長に抱かれて安々と眠っている時に……。  ここまで想像して来ると......
単語の意味
足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
ここに意味を表示
寒い・冷気・凍えるの表現・描写・類語(気温のカテゴリ)の一覧 ランダム5
四頭のトナカイは全員が毛糸の靴下をはいていた。おそろしく寒い夢だった。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「気温」カテゴリからランダム5
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
気温 の表現の一覧 
風景表現 大カテゴリ
表現の大区分