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最悪の想像とそれを打ち消す考えとが目まぐるしく去来し、彼を消耗させた。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 ページ位置:9% 作品を確認(amazon)
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不安になる
交互・かわるがわる
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前後の文章を含んだ引用
......送った。翌日には、念のためにもう一通書いたが、返事はなかった。これまでは、「外に出られないから。」と、彼からのメールには、一日と置かず返信があったのだったが。 最悪の想像とそれを打ち消す考えとが目まぐるしく去来し、彼を消耗させた。そして今は、麻痺したような鈍い不安が胸に澱んでいる。 何度か、三通目のメールを書きかけていた。しかし、書くべきことは既に書いていた。同じ内容を反復していると、そ......
単語の意味
去来(きょらい)
去来・・・行ったり来たりすること。(頭の中に)浮かんだり消えたりすること。
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交互・かわるがわるの表現・描写・類語(状態・状況のカテゴリ)の一覧 ランダム5
彼らの生の軌跡には、華やかさと 寂寥 とが交互に立ち現れる。歓喜と悲哀とが綱引きをしている。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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高利貸にでも飛び込まれたように不安な顔付
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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にせもののもみの木の葉が片方だけひしゃげている。 「このツリー、寝ぐせがついてる」
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
旗のように 藍色 の布が風になびいている。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
今喋ったことは、わたしがあなたに本当に伝えなければならないことの一番外側にある、頭蓋骨みたいなものです。問題の本質は、大脳の奥の小脳の奥の松果体の奥の髄に隠されているのです
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
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