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顔の輪郭は顎にかけてしゅんと細くなり、まるで狐のよう
池井戸 潤「民王 (文春文庫)」に収録 ページ位置:16% 作品を確認(amazon)
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顔立ち
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前後の文章を含んだ引用
......れた泰山の耳元でタバコ臭い声がいった。「なんだお前は」 馴れ馴れしい嗤いを浮かべた男が、唇の端にタバコをくわえ、泰山を見ている。やけに目のつりあがった男だった。顔の輪郭は顎にかけてしゅんと細くなり、まるで狐のようだ。その表情には、一抹の狂気と悪意が同居している。「なんだお前は」 狐男は、小馬鹿にしたように泰山の口調を真似た。「なんだお前は、だとよ」 そういって背後にいた......
単語の意味
顎・頤・腭(あご)
狐(きつね)
顎・頤・腭・・・1.口の上下の、歯の生えている部分で、話したり物を噛んだりするのに役立つ器官。
2.下あご。頤(おとがい)。
3. 釣り針の先に逆向きにつけた返しのこと。釣り針のかかり。鐖・逆鉤・逆鈎(あぐ)。
4.機械や道具などで、物をつかんだり引っ張ったりする開閉部分。
5.食事。食料。まかない。食費。
6.口をきくこと。物言い。おしゃべり。
・・・1.イヌ科の哺乳動物。全形は日本犬に似ていて、やや細長い獣。口が突き出ており、顔は面長で尖る。尾は太く長い。毛はいわゆる狐色で、飼育品種には銀・黒などもある。日本では人をだますとされ、ずるいものの象徴にされてきたが、稲荷神の使いでもある。霊力をもつ動物として説話や俗信が多い。
2.(狐は人をだますとされてきたことから)巧みに人をだます人。悪賢い人。
3.油揚げを使った料理にいう。きつねうどんなど。
4.きつね色の略。薄いこげ茶色。
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