TOP > 人物表現 > 動作・仕草・クセ > 本を読む・読書
(朗読を聞いた後も)しばらく目を閉じ、やさしく呼吸をしていた。まるで文章の余韻に身を浸しているみたいに。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
聴く・耳を傾ける
本を読む・読書
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
余韻・余韵(よいん)
暫く・姑く・須臾(しばらく)
余韻・余韵・・・1.余(あま)った韻(いん[=似たような響き])。余った音。鐘をついた後などにある、音が鳴り終わった後にも残っている響き。「韻」と「韵」はどちらも訓読みで「ひび(き)」と読め、「音」を意味する字。「余音」とも書く。余響(よきょう)。
2.1が転じて、事が終わったあとも残る風情や味わい。また、詩文などで言葉で直接あらわされていない趣(おもむき)。余情(よじょう)。
2.1が転じて、事が終わったあとも残る風情や味わい。また、詩文などで言葉で直接あらわされていない趣(おもむき)。余情(よじょう)。
暫く・姑く・須臾・・・1.長いと感じるほどではないが、すぐともいえないほどの時間。ちょっとの間。一時的。
2.ちょっと待った!
2.ちょっと待った!
ここに意味を表示
聴く・耳を傾けるの表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
半ば目を閉じるように鼓膜に集中している
小川 洋子 / 乳歯「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
耳だけ寄せた。目と赤ペンは原稿から離れない。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
本を読む・読書の表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
指でこめかみを押さえながら本を読んでいたが、それはまるで頭に入ってくる言葉を指でさわってたしかめているみたいに見えた。
村上 春樹 / ノルウェイの森 下 amazon
書物の上へ顔を翳 す
夏目漱石 / 吾輩は猫である
一々精読するのがめんどうなので行 から行に飛び越えながら読んで行った。
有島武郎 / 或る女
このカテゴリを全部見る
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
野放図に明るい、北海道の夏の空のような笑い
内田康夫 / 釧路湿原殺人事件 amazon
突然瞼を焼くような熱い涙が、私の眼から流れ出た。
梅崎春生 / 桜島 amazon
「音の響き」カテゴリからランダム5
目の前が光った。間を置かずに、巨木が真っ二つに引き裂かれるような音がして、何か悲劇的なまでに痛烈な落雷の地響きが伝わってきた。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
からだじゅうを耳のようにしていた。
有島武郎 / 或る女
同じカテゴリの表現一覧
動作・仕草・クセ の表現の一覧
音の響き の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ