薄い硝子 の玉に、銀のメッキをした(風鈴)
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:98% 作品を確認(青空文庫)
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風鈴
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前後の文章を含んだ引用
......ているといいのだ みんな手に取ってみせる力が湧く (八月×日) 下谷の根岸に風鈴を買いに行き、円い帽子入れに風鈴を詰めて貰って、大きなかさばった荷物を背負って歩く。薄い硝子 の玉に、銀のメッキをしたのがダースで八十四銭。馬鹿馬鹿しい話なンだけど、これを草しのぶの下に吊して、色紙のタンザクをつけて売るにはね。汗びっしょりで、何とも気持ちが悪い。からりと晴れた......
単語の意味
玉・珠(たま)
銀(ぎん)
玉・珠・・・1.丸いもの。丸くまとめられたもの。ボール。
2.丸い宝石や真珠。
2.丸い宝石や真珠。
銀・・・1.金属元素のひとつ。元素記号Ag、原子番号47。金よりわずかに軽く、白く光って美しい艶(つや)をもつ金属。金属中最も熱と電気の伝導性が高い。空気中では酸化しないが、硫黄の化合物にあうと黒色に変わる。
2.銀メダルの略。
3.銀色の略。しろがね色。
4.将棋の、銀将の略。
2.銀メダルの略。
3.銀色の略。しろがね色。
4.将棋の、銀将の略。
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風鈴の表現・描写・類語(夏のカテゴリ)の一覧 ランダム5
風鈴が眠たげな微風に誘われるように時々小さな乾いた音を立て、開け放った窓から聞こえてくるヴィヴィルディの音楽と奇妙に心地よく混じり合っていた
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
風鈴が折り折り思い出したようにかすかに鳴る。
森鴎外 / 阿部一族
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「夏」カテゴリからランダム5
夏が終りかけようとし、森林に降っていた蟬の声が衰えていた。稲田は色づいていた。
松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
天地が灼熱に溶けて、静寂極まった自然が夢や幻になったのではあるまいか。
岡本かの子 / 河明り
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