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すぐ崩れてしまうようにもろく見えている
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:46% 作品を確認(青空文庫)
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儚い(はかない)・もろい
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前後の文章を含んだ引用
......もなく涙があふれていた。事務員をしたりしてあんなにつくした私の男が、大学を出ると、造船所の社員になって、すました生活をしている、ここから見ていると、あんな門位はすぐ崩れてしまうようにもろく見えているのに……。 「職工は正直でがんすけん、皆体で打 っつかって行きゃんさアね。」 とうとう門が崩れた。蜂が飛ぶように黒点が散った。光った海の上を、小舟が無数に四散して行......
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ガラスを蹴飛ばし、粉砕するのと似た快感を覚えた。「何だ、脆いじゃないか」と呟きそうになる。
伊坂 幸太郎 / マリアビートル amazon
手のひらに載るほど小さな鳥の鼓動に似て、消え入りそう(な音信)
長野 まゆみ / 銀木犀 amazon
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沼に消える鬼火のように、いたってはかない存在
瀬戸内 寂聴 / 愛すること―出家する前のわたし amazon
宙を踏んでいるようにたよりない気持
梶井基次郎 / 泥濘
澱のごとく沈潜させられていた不潔さ
筒井 康隆 / 家族八景 amazon
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