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淡々として水のごときものを感じて
室生 犀星 / 杏っ子 作品を確認(amazon)
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興味がない・無関心
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単語の意味
淡淡・淡々(たんたん)
淡(たん)
淡淡・淡々・・・1.落ち着いて感情の起伏があまりなく見える。言動に無駄がなく、あっさりしている。「淡々と仕事をこなす」
2.色や味などが淡白。しつこくなく、あっさりしている。
同じ漢字を重ねることで、語調を整えて意味を強めた表現。
2.色や味などが淡白。しつこくなく、あっさりしている。
同じ漢字を重ねることで、語調を整えて意味を強めた表現。
淡・・・淡いこと。味や色が濃くないこと。あっさり。
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淡々として水のごときものを感じて
室生 犀星 / 杏っ子 amazon
私は私のかつての楽園を、昔の女を見るような無関心で 眺めた。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
私のこころからは千万里も遠い
林芙美子 / 新版 放浪記
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(現実感がない)食事の間じゅう、十和子は一種の浮揚感につきまとわれている。椅子にすわってものを食べている身体から少し浮き上がったところに自分がいるような、あるいは、いつか水島に贈ったガラスのペーパーウェイトのなかのあの気泡によく似たものが、しきりと体内から逃れ出ようとしているような、そんな感じ。無重力とはいわないが、宇宙船の内部の人工的に作りだされた重力場にいる、そんなぎこちなさ。《…略…》夢だ。こんなふうにどうしても身体が浮いているのが夢であることの証拠だ。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
額に煙り出す片影のような皺さえも、敏感に見逃さない妻の感覚
横光利一 / 春は馬車に乗って amazon
目の錯覚かもしれないと思って、そのとき何度も目を閉じたり頭を振ったりしてみた
村上春樹 / 象の消滅「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
微妙な風の肌触りに空きを予感するほど、季節の感覚が研ぎすまされる
加藤 周一 / 日本人とは何か (講談社学術文庫 amazon
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