オムレツの美味しさはバターの利いた洋風のおいしさ。卵焼きの美味しさは、ダシと、素材の味を引き立たせる調味料の甘味と塩味に包まれた、和風の美味しさ。
この表現が分類されたカテゴリ
オムレツ
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
甘味(あまみ・かんみ)
出汁・ダシ(だし)
甘味・・・味覚のひとつで、あまい味。あまい食べ物。あまさの程度。
出汁・ダシ・・・鰹節や昆布、煮干などからとる、うま味のある汁。また、材料となる鰹節や昆布、煮干などそのもの。だし汁。出し。
ここに意味を表示
オムレツの味、おいしさを伝える表現・描写(卵のカテゴリ)の一覧 ランダム5
オムレツは強い火でつくらなくてはいけない。熱したバタにそそがれた卵は、強い火で底のほうからどんどん焼けてくる。それをフォークで手ばやく中央にむけて、前後左右にまぜ、やわらかい卵のヒダを作り、なま卵の色がなくなって全体がうすい黄色の半熟になったところで、片面をくるりとかえして、火を消し、余熱でもう一度ひっくりかえして反面を焼いて形をととのえたら出来上る。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
オムレツはうちで出来たてをたべるべきだ。レストランでさめきったオムレツに真赤なケチャップがかかっているのなど、むしろ食べないほうがまし。おいしく出来上ったオムレツには、ケチャップもソースもおしょう油もつけないほうが、おいしい筈である。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
中身がやわらかいひだひだで舌ざわりがよかった
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「卵」カテゴリからランダム5
社長は、「オムレツは中が柔らかくふっくらと、表面はこげめのつかぬクリーム色にまとめることが最高」といわれた
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
みるからにやわらかくふっくらと出来ていて、たべたらやはりおいしかった。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
フォークの先から、半熟の卵が黄色い血液のようにぽたぽたと落ちる。
小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
卵 の味・おいしさの表現の一覧
食べ物表現 大カテゴリ