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台所は電気が消してあるので巻子の背後には廊下の蛍光灯の安っぽい光がちろちろして全体的に灰色であった。
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 ページ位置:83% 作品を確認(amazon)
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室内の闇・部屋が暗い
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......つつ蛍光灯の光をあれして息をひそめてやってると、いきなりどばたん、というドアのでっかく開く音がしてわたしと緑子は今夜最大にびくつき、振り返れば巻子が立っており、台所は電気が消してあるので巻子の背後には廊下の蛍光灯の安っぽい光がちろちろして全体的に灰色であった。 巻子は詳しい表情はこちらから見えんものの、その輪郭で酔うているのがくっきりとわかり、「ただいま帰りましたわね」と云いながら靴を脱ごうとして既に脱いだのに脱いだ......
単語の意味
蛍光(けいこう)
蛍光・・・1.蛍の光。ほたる火。
2.(物理学)ルミネセンスの一種。ある物体に光やエックス線を当てたとき、その物体が別の光を出す現象。また、その光。
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扉は音もなく開き、そして僕の前にはまったく別の種類の闇が広がった。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
ホームの灯が消された。雪明りが待合室をぼんやりと染めた。
浅田次郎 / 鉄道員(ぽっぽや)「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon関連カテ雪景色・銀世界室内の闇・部屋が暗い
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白熱電球の光が、板張りの床の上で黄色っぽく弾けていた。
小川洋子 / ダイヴィング・プール「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
いつも等しく明るい部屋の中
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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