いかにも傷つきそうな餅の柔肌から、桜の葉を慎重にゆっくりとピリピリと剥がしていく楽しさ。葉と餅二人で育んだ密着愛を、ピリピリと破局に導いていく苛虐的な喜び。《…略…》葉っぱを剥がして丸裸になった桜餅は、もはや桜餅ではなく、ただの餡入り餅にしか見えない。
東海林さだお / コロッケの丸かじり 作品を確認(amazon)
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単語の意味
苛虐(かぎゃく)
和膚・柔膚・和肌・柔肌(にきはだ・にこはだ)
柔肌・柔膚(やわはだ)
苛虐・・・快感を得るために、人をいじめて苦しめること。ひどく扱って、苦痛を与えること。
和膚・柔膚・和肌・柔肌・・・柔らかな肌。和(やわ)らかな膚(はだ)。柔肌・柔膚(やわはだ)。「和」は、訓読みで「やわ(らか)」とも読める。「膚」は、訓読みで「はだ」とも読める。
柔肌・柔膚・・・柔らかな肌。和膚・柔膚・和肌・柔肌(にきはだ・にこはだ)「膚」は、訓読みで「はだ」とも読める。
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和菓子は、腹一杯とか、腹持ちがいい、とかで評価されるものではく、形や彩などが身上であり、上品度という見方からすると、同じ和菓子の中でも桜餅の位置は高い。饅頭より上、ドラヤキより上、もちろん団子より上。
東海林さだお / コロッケの丸かじり amazon
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