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驚くほど鮮かなくれないに冴えた。
梶井基次郎 / 冬の日 ページ位置:3% 作品を確認(青空文庫)
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赤色(赤い)
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前後の文章を含んだ引用
......んだん霜は鋭くなってきた。  冬になって堯の肺はいたんだ。落葉が降り留っている井戸端の漆喰しっくいへ、洗面のとき吐くたんは、黄緑色からにぶい血の色を出すようになり、時にそれは驚くほど鮮かなくれないに冴えた。堯が間借り二階の四畳半で床を離れる時分には、主婦の朝の洗濯はうに済んでいて、漆喰しっくいは乾いてしまっている。その上へ落ちた痰は水をかけても離れない。たかしは金魚の仔でも......
単語の意味
冴える・冱える(さえる)
冴える・冱える・・・1.光や色、音などに濁りがなくて鮮明に感じられる。
2.寒さが厳しくて身が引き締まる感じである。
3.目や頭、体などの感覚がはっきりして調子がいい感じがする。
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