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骨と皮ばかり
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:48% 作品を確認(amazon)
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痩せすぎた体形
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前後の文章を含んだ引用
......、私どもは生きていた。そんなものを食べながら、よくもあれだけの労働に堪えられたものだと、当時、いっしょにはたらいた人びとと会うたびに語り合うのである。 私など、骨と皮ばかりになってしまっていたものだ。◇ ま、そうしたときに、谷中の古本屋で買いもとめた中の一冊が、たしか三笠書房版の〔仔鹿物語〕であった。 この小説を、何度くり返して読......
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痩せすぎた体形の表現・描写・類語(体つき・体型・体全体の様子のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(筋肉のない男)美しいが筋肉のない、 脆弱 な草食動物のようにしか見えなかった。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
後ろから見ても太股のくっついてあるべきところがくっきり離れており、背中を丸めれば肋骨が浮いて見え、これでは今年四十になる巻子なのに、こうしてみると五十代にも見えるやないの、それともこれはそういう角度、しかし首がそんなに細いですかというほど小さく見え、そのぶん頭が大きく見えた。
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
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「体つき・体型・体全体の様子」カテゴリからランダム5
筋肉の層でつみあがった彼の五体は藤蔓のようにしまっていて
中山 義秀 / 碑「厚物咲・碑―他六篇 (1956年) (角川文庫)」に収録 amazon
「なんだか 牛蒡 みたいなひとだねえ」《…略…》たしかに牛蒡だった。 芯 まで黒そうで、 瘦 せていた。
向田邦子 / はめ殺し窓「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
軍馬のように巌丈だった私
立野 信之 / 軍隊病―兵士と農民に関する短篇集 (昭和4年) amazon
身体を締めつけていた箍(たが)を外した途端にぷうと膨れたといったようなその奇妙な肥り方
高見 順 / 如何なる星の下に amazon
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