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波のそびらに乗って四十五度くらいの角度に船首を下に向けながら、帆をいっぱいに開いて、矢よりも早く走って行く一そうの船!
有島武郎 / 生まれいずる悩み ページ位置:48% 作品を確認(青空文庫)
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嵐の中の船
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前後の文章を含んだ引用
......言い合わせたようにその漁夫のほうを向いて、その漁夫が目をつけているほうへ視線をたどって行った。  船! ‥‥船!  濃い吹雪ふぶきの幕のあなたに、さだかには見えないが、波のそびらに乗って四十五度くらいの角度に船首を下に向けながら、帆をいっぱいに開いて、矢よりも早く走って行く一そうの船!  それを見ると何かが君の胸をどきんと下からつき上げて来た。君は思わずすすり泣きでもしたいような心持ちになった。何はさておいても君たちはその船を目がけて助けを求......
単語の意味
背(せ)
・・・1.背中。動物の胴体の背骨のある側。胸や腹と反対の面で、両肩の間から腰のあたりまでの部分。背面。
2 物の後ろ側。背面。
3.立っているものの、高さ。
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