波のとどろきが酔っぱらいの繰り言のようにしつこい
三島 由紀夫 / 潮騒 作品を確認(amazon)
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波の音・潮騒
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単語の意味
繰り言・繰言(くりごと)
繰り言・繰言・・・飽きもせずに何度も繰り返して、泣きごとや不平不満を言うこと。くどくどと愚痴ること。また、その言葉。
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波の音・潮騒の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
あんまり静かなので、波の音が腹にはいって来るようだ。
林 芙美子 / 風琴と魚の町 amazon
潮騒が、海の健康な寝息のように規則正しく寧(やす)らかに聞こえる
三島 由紀夫 / 潮騒 amazon
入り江の細波が岩浜の縁を洗う音
三浦哲郎 / 愛しい女 amazon
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「音の響き」カテゴリからランダム5
足音がガランとした室内に楔(くさび)のように響きわたった
村上春樹 / 回転木馬のデッド・ヒート(タクシーに乗った男) amazon
柔らかい雑多な音を出すのが弱い神経にほどよい快感をあたえる
中勘助 / 銀の匙 amazon
反響した声が霧のように舞い下りる
村上 春樹 / 1973年のピンボール amazon
「水面・水中・水辺」カテゴリからランダム5
太平洋の荒い波だ。多くの魂が集まって、銘々の物語を囁きあっているような、太く暗い響きがそこにはあった。その集まりは更に多くの魂の参加を求めているようだった。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
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