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天を、星が動いてゆく音が耳の奥に聞こえてきそうなくらいに、しんとしている孤独な夜中だ。
吉本 ばなな / キッチン「キッチン (角川文庫)」に収録 ページ位置:90% 作品を確認(amazon)
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夜のしじま(静けさ)
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......いた。お母さんはまだ帰っていない。二時だ。 まだ夢の感触が生々しい。ステンレスにはねる水音を聞きながら、私は流しをみがいちゃおうかしら、とぼんやり思っていた。 天を、星が動いてゆく音が耳の奥に聞こえてきそうなくらいに、しんとしている孤独な夜中だ。かすかすの心に、コップ一杯の水がしみてゆく。少し寒く、スリッパをはいた素足がふるえた。「こんばんはー。」 と言って突然、雄一がうしろに来たので驚いた。「な、なに......
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もう太陽の光が残っていない公園の静けさに、笑い声はすっと吸い込まれていく。
瀬尾 まいこ「そして、バトンは渡された (文春文庫)」に収録 amazon
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梶井基次郎 / 闇の絵巻
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