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普通の熟睡の程度をズット通り越して、死の世界の方へ近付いて行くので、当り前のユスブリ方や怒鳴り声では絶対に眼を醒まさない所謂 、死人同様の状態
夢野久作 / ドグラ・マグラ ページ位置:32% 作品を確認(青空文庫)
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熟睡・ぐっすり眠る
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前後の文章を含んだ引用
......和されて行くのであるが、サテ日が暮れて夜が更けて、その人間の脳髄が、全部休止の熟睡状態に陥ることになると、その熟睡状態なるものが普通人のソレと違って来る……つまり普通の熟睡の程度をズット通り越して、死の世界の方へ近付いて行くので、当り前のユスブリ方や怒鳴り声では絶対に眼を醒まさない所謂 、死人同様の状態にまで落ち込んでしまう……というのがこの夢中遊行病患者の特徴になっているのだ。 ところでソンナ風に睡眠の度が深くなって来ると、その必然的な結果として、全身の細......
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(眠いけど食べる)頭の芯は眠気で凝り固まっているのに、手足は妙にふにゃふにゃしている。感覚も眠っているので、味を想像したりすることもなく、ただひとつひとつの手順を生理現象のようにこなしていく。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
そんな話をしばらくしているうちに、少しずつやりとりが間遠になり、やがて傍らから小さな寝息が聞こえてきた。城戸は、暗がりの中で急速にそれが深まって行くのを待ってから、布団を掛け直し、そっと子供部屋をあとにした。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
さえは目蓋を重そうに痙攣させて、頭の位置を少しずらせた後、また眠りに落ちてしまった。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
スイッチをOFFにしたような眠り
吉本ばなな / 白河夜船 amazon
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