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石の入った俵のように、なかなか起き上らなかった。
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:75% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......臭いにおいと人いきれのする「糞壺」の中に線香のかおりが、香水か何かのように、ただよった。九時になると、雑夫が帰って行った。疲れているので、居睡りをしているものは、石の入った俵のように、なかなか起き上らなかった。一寸すると、漁夫達も一人、二人と眠り込んでしまった。――波が出てきた。船が揺れる度 に、ローソクの灯が消えそうに細くなり、又それが明るくなったりした。死体の顔の上......
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粘液の中に軀(からだ)を浸しているような眠り
吉行 淳之介 / 砂の上の植物群 amazon
泥のように眠りこける
太宰治 / 人間失格
ひどく疲れていたし、ほんとうに夢を見る元気さえなかったのだ。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
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(少しの間眠って夜道を歩く夢を見た)夜の、十時だった。大友と別れたのが九時だから、ついさっきまであのうるさいビヤガーデンにいたのに、えらく昔のことのように感じた。二つの夜を行き来してしまったようだった。
吉本ばなな / サンクチュアリ「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
しっとり寝たりほんのり起きたりのくりかえし。
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
(二度寝)さめぎわの快い眠りにまた静かに落ちて行った。
有島武郎 / 或る女
ドロドロに崩れた白い液体のように、一切を休めて眠っている。
林芙美子 / 新版 放浪記
体を横たえて、眠りが訪れてくるのをじっと待っていた。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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