暁(朝方)を告げる鐘の音が、湖水の上をさわやかに流れる。《…略…》入相(夕方)の鐘の音が、湖の上に長い余韻を残して消えてゆく。
白洲 正子 / 能の物語 作品を確認(amazon)
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鐘の音
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単語の意味
暁(あかつき)
入相(いりあい)
余韻・余韵(よいん)
暁・・・夜明け。明け方。太陽の昇る少し前のまだ薄暗いころ。
入相・・・夕暮れ。夕方。太陽の光が山の端に入るころ。
余韻・余韵・・・1.余(あま)った韻(いん[=似たような響き])。余った音。鐘をついた後などにある、音が鳴り終わった後にも残っている響き。「韻」と「韵」はどちらも訓読みで「ひび(き)」と読め、「音」を意味する字。「余音」とも書く。余響(よきょう)。
2.1が転じて、事が終わったあとも残る風情や味わい。また、詩文などで言葉で直接あらわされていない趣(おもむき)。余情(よじょう)。
2.1が転じて、事が終わったあとも残る風情や味わい。また、詩文などで言葉で直接あらわされていない趣(おもむき)。余情(よじょう)。
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昔々を呼び醒ますような鐘の響き
石川 達三 / 日蔭の村 amazon
七時半には近くの教会がやけっぱちみたいに鐘をぐわんぐわんと打ち鳴らすので、嫌でも目が覚める
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微かなタッチのあと延び広がるように長く続く鐘の音
滝口 悠生 / 死んでいない者 amazon
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